不燃木材処理に自信あります。様々な不燃木材処理の実績あります

不燃処理

置換浸透システム

大量生産に対応するため、不燃系木材の製造方法は加圧方式が主流となっております。また、納期の早期化に対応ためです。しかし、大規模な機械や設備が必要なため費用や経費がかかり、また、木に強制的にかかる圧力に対し木材の内部で反発の圧力が生じますので、均一な不燃処理加工するにはたいへん難しく困難を極めています。この内部の反発圧力の影響で素材の表層側に不燃液の成分がかたより、その結果、木材の表面に白い粉が噴出す白化現象を引き起こしやすくなる原因とも言われています。それに比べ、ラボットプランナー独自の「置換浸透システム」により処理しております。

置換浸透システムとは、いわゆる木材をドブ漬すること

木材は生き物で、本来、工業製品化のような均一な仕上がりは難しいのですが、木、本来の作用を利用して不燃液を浸透させますので、大規模な機械設備も不要で、ほぼ均一にちかい、不燃処理加工ができるようになり処理後の乾燥も高温乾燥ではなく、低温乾燥機でおこなうのLBDS乾燥システムを採用しておりますので、仕上がりも美しい、無垢の不燃木材の低価格化を実現しております。一本、一本を追求した高品質で低価格の不燃木材を実現しております。販売している不燃木材は、天然の木材に不燃液(ホウ酸・ホウ砂を主成分とした無機系の処理液)をしみこませることで、燃焼を防ぐことができるそうです。

  • 無臭、無色透明で加工時の生地きじの変色が無い
  • 火災時非難上有害な煙、ガスの発生が無い
  • 防カビ性、防蟻性、防腐性が高まる
  • シックハウスの原因になるガスが発生しない

などの特徴もあります。なお、不燃木材はすでに空港や駅の一部で使われていますが、コストが高い等の課題もあります。大地震が発生すれば、木造内装材は火災での被害が大きいと予測されています。不燃木材を使用することによって、その被害をおさえることができるかもしれません。不燃材料の基準(技術的基準)の建築材料に通常の火災による加熱が加えられた場合、①燃焼しないこと、②防火上有害な変形が融解・亀裂・その他の損傷を生じないものであること、③避難上有害な煙またはガスが発生しないものであることの条件をみたした上で、その耐久性の基準により分類されます。改正建築基準法と施行令で定める防火性能の基準は、初期火災に相当する約750度の熱を加えた際の総発熱量で3ランクに分かれますが私たちラボットプランナーが作る不燃木材は20分間熱しても基準値(1平方メートルあたり8メガジュール)以下の場合は「不燃」にあたります。